〜F-15E最終ロット〜

この写真は2001年12月18日、ボーイングセントルイス工場にて最終組み立てが終了した第12ロット1号機、通産227番機目のF-15Eです。まだまだとても、「F-15E」には見えませんが。最盛期年間40機近くを生産されたF-15Eも2004年をもって生産は終了することとなります。

しかし、ラインは閉鎖されません。韓国FXにおいてラファールに勝利し、採用が決定したF-15Kの生産に移行する予定となっております。
また、F-15Eの潜在需要は未だ失われておらず、今後輸出等ふくめ数十機の生産が見込まれています。
もし、韓国でラファールが採用され、2004年に生産ラインが閉鎖されてしまった場合、今後F-15Eを調達するといった気運は一気に鳴りを潜めてしまっていたことでしょう。

まもなくアメリカ向けストライクイーグルの生産が終わってしまいますが、今後30年間にわたり現役でありつづけるのは確実です。その間にもラインが継続していれば何らかのかたちで少数が生産されることも十分ありえます。

なお、227番機は6月に空軍へと引き渡されました。



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