〜AN/AXQ-14 DLP〜

AN/AXQ-14 DLP(Data Link Pod)の役割は二つ、GBU-15滑空爆弾、GBU-15弾頭を持つAGM-130空対地ミサイルからのビデオ映像を受信すること、及びコントロールデータを送信することです。
これらのTV画像/赤外線画像誘導兵器は、AN/AXQ-14を搭載した場合、投下前に目標を捕捉する必要は無く、シーカーヘッドのカメラ及び赤外線センサーを通じMFDに表示された映像を確認しながらWSOはコントロールスティックを使用し着弾点を選定することができます。画像・コントロールデータリンクには1.71〜1.855GHzの周波数が使用されます。

このポッドによる利点は、カメラやLANTIRNに置いても認識不可能な遠距離から攻撃できる事にあります。

米空軍では当初F-111及びF-15Eによる運用が行われていましたが、F-111が退役した現在ではF-15Eのみが運用しています。またGBU-15/AGM-130を装備する各国ではF-16,F/A-18による運用が行われています。

また AN/ZSW-1 IDLP(Improved Data Link Pod)も登場しており、AN/AXQ-14に比較し広い周波数帯域による高いECCM能力と、WSOにより鮮明な画像を提供することができるようになりました。

搭載例
11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
兵装 AIM9 増槽 AIM9 AIM120 AAQ14 AXQ-14 AAQ13 AIM120 AIM9 AGM130 AIM9
  AIM120 AIM120  
       
   
   
   




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